健康

【とってもかんたん】中医学をもとにして体内時計をすっきりリセットさせる10の時間

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朝ごはんはいつ食べるといいの?
お昼の過ごし方は?
どうして夜はきちんと寝た方がいいの?

こんな素直な質問をよく目にすることがあります。
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中医学(ちゅういがく)
こんな言葉をどこかで聞いたことがあるでしょうか?

日本でも一般的な西洋医学に対して中医学とは中国を中心として東アジアでおこなわれてきた伝統医学です。中医学は東洋医学とも呼ぼれます。中医学だとあまり聞き慣れない言葉ですが東洋医学ならよく耳にすると思います。

この中医学はどんな考え方なのでしょう。
中医学は西洋医学のように薬で症状を抑えるのではなく生活を「自然のリズムに合わせることで健康な状態で過ごせる」というのが中医学の基本的な考え方です。

今回はこの中医学を基にして身体の臓器を自然に合わせていく10の時間帯の紹介をさせていただきます。

中医学では臓器と時間には密接な関係がある!?

中医学では臓器と時間とは密接な関わりがあると考えられています。

一日の各時間に臓器に合わせた過ごし方をしていくことで身体の自然なリズムが整っていきます。

その結果身体も頭もスッキリとし元気に過ごしていくことができるようになります。
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天人合一って?

天人合一(てんじんごういつ)とは

旧中国において天と人間とは本来的に合一性をもつとする思想。あるいは人は天に合一すべきものとする思想。中国では超越的存在としての天の概念がきわめて有力で人の天に対する独自性は発想されることが少なかったから人の天への合一が人間の不完全性の克服として考えられた。儒家の天命説も道家の人は作為を捨て天と一致せよとする説も広義では天人合一の思想といえる。とくに漢代の儒教では自然現象と人間世界の現象との間に相互の照応や因果関係があるとされ、そこに自然現象の根源としての天と人間との相関が考えられた。これは、陰陽説などを吸収しつつ天人の合一性を自然観・人間観のなかで理論化したものである。(日本大百科全書より)

人は自然界のひとつであり、自然のリズムに従って生活していくのがベストということですね。

身体の中にある体内時計に合わせて過ごしていく

けれどもどうやって自然のリズムに従って生活していけばよいのでしょうか。

そうする為には一日をどのように過ごしていけば良いのでしょうか。

そしてどんなことに注意していけば良いのでしょうか。

私達がもっている体内時計を意識しながらさっそく見ていきましょう。

夜が明け始める午前3時~5時から順番に見ていきます。

夜明け前の午前3時から5時まで

この時間は肺の機能が一番旺盛になる時間帯です。

東洋医学では肺は五臓の中で一番上に存在し、朝、霧吹きのように1日に必要な水分を全身に分配する働きがあると考えられています。そのため、この時間帯は震度の睡眠が必要とされ泥棒が入っても起きないほうがいいくらい熟睡するのがベストとされています。

肺は肌の潤いにも関わるので、この時間帯に起きていると肌が乾燥する原因にもなります。

この時間にしっかりと睡眠をとることで肌の潤いを保つことが期待できます。

ちなみに東洋医学では五臓とは肺の他に肝臓・心臓・膵臓・腎臓。この5つの臓器を五臓と呼びます。

午前5時から7時まで

この時間帯に起きる人が多いと思います。

この時間帯は大腸の気が旺盛になります。

この時間帯、朝一番に排便をすることで解毒作用もあり頭もすっきりになります。

言い方を替えるとこの時間帯に排便をしないと便秘がちになったり、毒素が身体の中に停留して血がドロドロになりやすかったりします。

また精神も混沌としやすくなる傾向があるようです。

現代人にとっては朝はいろいろとバタバタする時間帯ですが排便はとても大切なんですね。

便秘がちな時や排便の時間はまちまちという場合は、排便をコントロールする方法としてコップ一杯の水を飲んだり腸マッサージをするなどしてトイレに座る習慣にしてみるのもいいかも知れません。

午前7時から9時まで

この時間は学校や仕事に行くときが多いですね。

この時間はどのような時間なのでしょうか。

この時間帯は

胃の働きが活発になる時間帯です。

ご存知のように胃は食べ物を受け入れ消化する臓器。

朝ごはんというようにこの時間帯に朝食を摂るのがベストです。

胃が冷えないように温かい食事(お味噌汁やスープ・おかゆなど)がおすすめです。

朝起きたら「おなか空いた~」っていうのが理想ですね。

ただし、今の時期もそうですが何かの集まりで飲んだり食べたりする機会が増えて「胃がもたれてる~」なんておなかが空いていない時にはムリして食べなくても大丈夫。そんな時は身体の声に従いましょう。

中国には「朝は皇帝のように食べ、昼は平民のように食べ、夜はこじきのように食べる」という言葉があります。

胃の能力が高い午前中に皇帝のようにたくさんバランスよく食べるのが良いようです。

朝食は少なめ、夕食はたくさん食べる。

このような場合は少しずつ午前中にたくさん食べることができるようにシフトしていくのもいいかも。

午前9時から11時まで

この時間は脾臓の気が活発になる時間帯です。

中医学的に見ると脾臓は胃が摂取した食べ物から1日に必要な血液の原料と栄養分を各臓器、器官に運んでくれる役割をしています。

かんたんに言うと胃と共同作業で食物を消化して栄養を運搬してくれているということですね。

朝食を食べないとどうなるのでしょう?

朝食を食べないと運ぶものがない状態です。

運ぶものがないのに脾臓は活発になっているので身体の中はフライパンの空焚きのような状態に。

フライパンの空焚きって・・・考えただけでも良くなさそうですよね。

ぼくはこれを知ってから朝食をしっかりと食べるようにしました。

また適度な運動によって新陳代謝が増すのでダイエットするのにも適切と言われているようです。

午前11時から午後1時まで

この時間帯は心臓の気がもっとも旺盛な時間帯です。

朝から昼へと変わる(陽が極まり陰への転換点となる)時間帯で心臓(心臓は陽の臓器)に負担がかかりやすいので心臓の養生のために15分ほどのお昼寝をするのがおすすめ。

特に夏は(夏自体も陽のエネルギー)負担がかかりやすいのでできるだけ昼寝の時間を少しでも確保してみるのがいいかも知れません。

中国では昼食の時間に昼寝の時間もきちんと確保するため、お昼は2時間休憩するのが当たり前という地域もあるようです。

うらやましいです笑

午後1時から3時まで

この時間帯は小腸の気が活発になる時間帯です。

小腸の主な働きは

  • 胃が第一段階で消化したものを受け入れてさらに消化する
  • 栄養物と不要物の仕分けをする

必要なものは膵臓へ、不要なものは尿として膀胱に送り体外へ排出します。

午前11時から午後1時の間に心臓の養生のために昼寝をしたら、この時間帯でも激しい運動は避けて小腸をいたわりゆっくりとリラックスするのがGoodみたいですね。

午後のパワーを作る時間帯です。

午後3時から5時まで

この時間帯は膀胱の気が活発になる時間帯です。

膀胱は私達の身体の中の不要物を排出するいわゆるゴミ処理器官です。

この時間帯は水分をたっぷりと摂って排尿を心がけるのが良いとされています。

決してトイレを我慢しないように注意しましょう。

記憶力・集中力もアップする時間帯なのでこの時間帯に勉強や読書をすると効率が上がります。

午後5時から7時まで

この時間帯は腎臓の気が旺盛な時間帯です。

腎臓は生命エネルギー(父母から受け継いだ先天の精と食物から得た後天の精)を蓄えていて成長や発育・寿命を支える大切な臓器です。

また血液を浄化することにより体内の不要物を濾過して排出する役割をします。

この時間帯では一時的に体の中のゴミが排出され気・血・水がきれいなものに変わります。

前の時間帯と同じくこの時間帯も水分補給を心がけるのがベスト。

また肝臓を養うため夜に向かって静かに過ごしていきましょう。

午後7時から9時まで

心臓を守ってくれる膜や心包が活発な時間帯です。

お昼忙しく活動した心臓が休憩を要する時間帯でもあります。

家などリラックスできる場所でゆっくりと過ごしましょう。

あまり動かないで食後の散歩などリラックスして過ごすのがGoodのようです。

この時間まだまだ忙しく仕事をしているときもあると思いますが意識的に休憩を取りながらあまり無理しないようにしてみてください。

午後9時から11時

この時間帯は三焦(さんしょう)の機能が旺盛な時間帯です。

三焦というのは中医学において臓器と臓器の間の通り道のようなもの。

形はないですが様々な機能に関わる重要な器官。

気血を全身にくまなく運んでくれています。

この時間帯はゆっくりと過ごすことで全身を十分に休ませることができます。

この時間帯に休まないで運動をしたり飲食をしたり神経を使うと体に良くないので気をつけていきましょう。

午後11時から午前1時

この時間帯は胆のうの気が活発な時間帯です。

胆のうは飲んだり食べたりした飲食物の消化に関わる胆汁を貯蔵、排泄する器官です。

また中医学ならではの考え方ですが決断力とも深い関わりがあります。

 

この時間帯に寝ないと自然治癒力が落ち翌日の活力に影響が出たり優柔不断になりやすくなります。

この時間帯にしっかりと睡眠をとることで免疫力の増強や決断力のアップが期待できます。

 

中国ではこの時間帯の睡眠を放棄するくらいなら一回の食事を放棄したほうがずっと良いとも言われています。

一回の食事よりもこの午後11時から午前1時の睡眠の方が大切ということがわかります。

美容と健康のためにもこの時間帯は眠る習慣があると良いようです。

午前1時から3時

この時間帯は肝臓の機能が旺盛な時間帯です。

肝臓は血液の貯蔵庫です。

この時間帯に血が肝臓に集中し解毒と修復機能が最大限に発揮され古い血から新鮮な血へと生まれ変わります。

ここでもしっかりと睡眠をとり身体を休めることが肝を養うのに最適なタイミングと言えます。

もしここで起きて活動をしていると解毒作用がうまく働かず長時間このような生活が続くとあらゆる病気を引き起こす要因にもなります。

 

この時間帯にしっかりと睡眠をとることで慢性疲労や肝臓の機能回復が期待できるのでしっかりと眠ると良さそうです。

 

まとめ

臓器の気・臓器が旺盛になる時間帯に合わせた過ごし方。

午前3時~5時:肺の機能が旺盛になる時間帯:水分を全身に分散してくれている時間:熟睡する

午前5時~7時:大腸の気が旺盛な時間帯:解毒作用・頭もスッキリ:排便する

午前7時~9時:胃の働きが活発になる時間帯:消化に適している:空腹になるリズム・温かいものを摂取する

午前9時~11時:脾臓の気が活発になる時間帯:胃と共同作業をしてくれる:空焚きにならないよう朝食をきちんと摂る。ダイエットにもいい時間帯。

午前11時~午後1時:心臓の気がもっとも旺盛な時間帯:心臓への負担を軽減するために15分程度のお昼寝

午後1時~3時:小腸の気が旺盛な時間帯:胃からの消化物をさらに消化してくれる。栄養物と不要物の仕分けをしてくれる:激しい運動は避けリラックスして過ごす。

午後3時~5時:膀胱の気が活発な時間帯:不要物を排出してくれる:水分をしっかりと摂る。集中力・記憶力もアップする時間帯。

午後5時~7時:腎臓が旺盛な時間帯:成長や発育・寿命を支えてくれている:水分補給と静かに過ごす。

午後7時~9時:心臓を守ってくれている膜や心包が活発な時間帯:食後の散歩やリラックスして過ごす

午後9時~11時:三焦の機能が旺盛な時間帯:ゆっくりと過ごす

午後11時~午前1時:胆のうの気が活発な時間帯:胆汁を貯蔵、排泄に大切。中医学では決断力:しっかりと睡眠をとる。

午前1時~3時:肝臓の機能が旺盛な時間帯:解毒と修復。古い血を新鮮な血へと変えてくれている:しっかりと睡眠・身体を休める

こうしてみると
身体に合わせて一日を過ごしてみるってゆっくりリラックスができそうです

お仕事なんかでなかなかこんな一日を過ごすのは難しいひとでも
明日の英気を養うために
オフの日やオフを作って
ゆったりと身体をリセットする日を作ってみるのもいいかもしれませんね

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